安全衛生委員会問題に関する労働者過半数代表の学長宛文書

2004年12月10日
国立大学法人大阪外国語大学
学長 是永 駿 殿
労働者過半数代表
水田 明男(印)

私はすでに、本学安全衛生委員会委員として、5氏を推薦すべくその内諾を得ており ます。しかし過半数代表として責任を持って、安全衛生委員会委員を推薦するため に、次の3点に答えていただきたい。お答えがあり次第、直ちに5氏の推薦をおこな いたいと考えます。

  1. 前委員会の名簿と議事録を提出すること。
  2. 安全衛生委員会規程について、第3条、第5号になぜ過半数代表の推薦を受けるこ とが明示されていないのか、明らかにしていただきたい。
  3. 委員会の位置づけとして、本来同委員会は、大学の管理上の組織とは独立してい るべきであると考えます。現在、企画広報室の所轄となっているように思われます が、この点について、貴殿のお考えをお聞きしたい。

なお,12月2日付の申し入れにおける最後の一文「このまま貴殿が協議を拒否され, 本学の安全衛生管理上支障が生じた場合であっても,大学側はその責めを負うことが できないことをご承知おきください」は,使用者はいかなる場合にあっても職場の安 全衛生管理の責任を負わなければならないということからすれば,いささか穏当を欠 くように思われます。もしこれが安全衛生委員会の不存在に起因する「安全衛生管理 上の支障」を意味するのであれば,それは,基本的には当該の委員に辞職願を提出さ せるという貴殿の判断に因るものであり,現時点において委員推薦を控えているとい う私の判断に因るものではないことを申し添えます。


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初版: 2004.12.24 ; 最終更新: 2004.12.24
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