阪大との再編統合問題についてともに語り,考えましょう

すべての教職員のみなさま
阪大との再編統合問題についてともに語り,考えましょう

現在,阪大との再編統合問題は新たな段階を迎えました。4月26日に配信された学長の「法人化2年目を迎えて(P)は,「学部レベルでは,このキャンパスに,国際“政策”学部と外国語学部の2学部を設置する構想が検討されています。国際“政策”学部の方は,国際文化学科と大阪大学の関係する部局とで構成され,外国語学部は地域文化学科の24言語で構成されるという構想です」とし,5月中に「中間まとめ」が出される予定であるとしています。さらに,「この“まとめ”を作業仮説としてコンセンサスを得」る方向で「今年中に一定の方向性を出したい」とし,「文部科学省もこの“再編・統合”に期待し,注目している」と述べていますが,そのコンセンサスを得る方途については今のところ明らかにされていません。

再編統合問題に対する組合の立場は,教職員の雇用をまもり,同時に外大が健康でなおかつ働き甲斐のある職場であり続けるための努力を誠心誠意行うことであることは言うまでもありません。組合は,統合の是非あるいは新大学・学部の理念そのものについて,こうあるべきだというような具体的見解を有していませんし,また有するべきだとも考えておりません。同時に私たちは,この問題についての外大の意思決定プロセスが民主的かつ健全なものであることがとりわけ重要であると考えます。換言すれば,この将来を決する最重要課題に関する外大の意思が上意下達で決定されるようなことがあっては断じてならないということであり,私たちは大学側と組合との再編統合問題に関する協議会の開催を求めます。本組合は,外大を構成するすべての構成員が問題の所在を共有し,すべての教職員がともに考える <場> を提供することによってこの意思決定のプロセスに積極的に関与したいと考えます。

組合HPの掲示板にぜひご意見をお寄せ下さい

昨年末,組合は,教職員のみなさまに迅速に情報を提供するとともに教職員相互の意見交換の場を提供するためにホームページを立ち上げました(http://www.union-oufs.jp/)。再編統合問題についてのご意見をこの組合ホームページの「掲示板」にご投稿くださいますようお願いします(IDとパスワードは****/****で,筆名による投稿も可能です)。組合員であるか否か,再編・統合に賛成であるか否かは問いません。私たちは,教員と職員,事務補佐員,事務の各部門,学部とセンター,大学院,学科・講座と専攻語など各領域が抱える具体的な問題と課題を提起していただくことによって,これらの諸論点を共有することが,再編統合問題における意思決定プロセスが民主的かつ健全なものであるための不可欠な条件であるばかりか,現在,外大にとって緊要な課題であると確信します。

2005年5月19日
大阪外国語大学教職員組合

投稿の一例です


[00029]再編・統合問題
投稿者:****
投稿日時:2005/05/02 21:58:04

再編・統合問題について思うことを書いてみます。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

1)大学の制度上の違いについて
阪大は本年4月より言語文化部が大学院の重点化を完了し、大学院大学となり、教員はほぼすべて大学院教授、助教授、講師となりました。一方外大はすべての教員が学部所属となっています。研究費予算の格差は大きく、1対3となっています。この制度上の違いをどう解決するのかがまず大きな問題です。特に阪大の一部(国際公共政策研究所)と外大の国際文化学科が合体するときには注意が必要です。研究者としての扱いを受けて2階部分にいる阪大側と、教育労働者として1階部分にいる外大とが差別選別される恐れは十分にあります。また地域文化学科はいつどのように重点化されるのでしょうか。こうした問題について論議されているのでしょうか。

2)外大の教員数は外国語学部で170名います。これは阪大側にとって多すぎる、つまり財となるよ りは負担と考える可能性は高いはずです。地域文化学科はそのまま残れるのでしょうか。縮小するとすればどれくらいの規模になるのか、言語文化部のスタッフと競合する英語、ドイツ語、フランス語はどうなるのでしょうか。

3)夜間主について阪大側に実情は伝わっているのでしょうか。定年の年齢など、阪大と異なる制度もいくつかありますので、話し合いが必要です。

4)新しい学部を作る構想は、今まで文部科学省は厳しく禁じてきましたが(法人化するときの眼目は整理縮小ですので)、可能なのでしょうか。阪大のオシップ(国際公共)は操作定員が多く、借りた定員を法学部などに返さなければならないはずです。新学部が作れるとはどうしても思えません。阪大側が欲しいのはポストですが、それにしてもこの学部に適応する外大の国際の教員は数名しかいません。どのような審査を行うのでしょうか。審査で落として、全学共通教育機構にでも行かせるのでしょうか。

5)職員の合理化、縮小は統合によって加速するでしょう。どのような職員配置になるのか事前にしっかりしたチェックが必要です。

論議がどの程度まで進んでいるのかわかりません。
全くの外部者として思いつくまま。


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初版: 2005.5.20 ; 最終更新: 2005.5.20
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