過半数ニュース2012年9月3日号

大阪大学箕面地区過半数代表者より箕面地区で働く全教職員のみなさまへのお知らせです。
大阪大学教職員の皆様

皆様からの署名提出の努力も実らず、大阪大学では7月より給与減
額が実施されました。他大学での状況にについて、追跡調査した結
果をお知らせいたします。(当該大学の教員や教職員組合など複数
ルートから直接入手・確認した情報です。)

1)東京大学(8月1日実施)
・教授・部長クラス 4.31%
・准教授・課長クラス 2.57%
・助教・係長クラス 1.05%
[減額割合算出理由]
平成23年度決算における大学の全収入額に占める運営費交付金の
比率(5割強)などを考慮して、上位4.31%、中位3.43%、下位2.10%
とし、そこから若手教職員への配慮等から、上記減額率とした。

2)京都大学(8月1日実施)
・上位(例えば教育職俸給表5級以上) 4.35%
・中位(例えば教育職俸給表3級4級) 2.50%
・下位(例えば教育職俸給表2級以下) 1.00%
[減額割合算出理由]
寄付金や外部資金などを含めた運営費交付金以外の収入が、全収入
の6割近くを占めていることを考慮し、若手教職員への配慮なども
勘案した結果、上記減額率とした。

いずれの大学でも、病院の医療職俸給表適用者は対象からはずされています。
ただし、特任教員にも減額措置が行われている点は、阪大と異なります。

(参考)阪大での給与減額状況(7月1日実施)
・上位 9.77%
・中位 7.77%
・下位 4.77%
[減額割合決定理由]
国家公務員の給与引き下げに合わせるため。

 大学の全収入に占める運営費交付金の割合は、阪大でも東大・京
大と同程度のはずであるにも関わらず、このような格差がつけられ
たことになります。(例えば教授の場合、阪大では年間約101万円
の減額となるので、東大・京大とは約56万円の差)
 このような状況が固定化されることのないよう、また既に決定さ
れた国家公務員の退職金減額措置が大学に及ぶことのないよう、今
後も皆様と共に過半数代表は結束して、大学当局に意見を表明して
いきたいと思います。

平成24年8月31日
吹田地区過半数代表 勝木保雄
豊中地区過半数代表 田島節子
病院地区過半数代表 高階雅紀
箕面地区過半数代表 岡本真理 

→ union-oum@union-oufs.jp

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初版: 2012.9.3 ; 最終更新: 2012.9.3
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