組合ニュース2010第18号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
■■ □ 組合ニュース 2010年度 第18号 ■ ■ □ ■ ■ □ 2010年11月29日 ■■

 《第18号のヘッドライン》
 
【 1 】大詰めです。 ― 大阪府労働委員会への救済申立 ―
【 2 】冬の信州旅行 2011年1月27日(木)夜~31日(月)早朝

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【 1 】国民目線の「真実」とは ― 大阪府労働委員会への救済申立 ―

 7月6日、大阪大学箕面地区教職員組合は、大阪府労働委員会に「不当労働行
為救済申立」をおこなったことはお知らせしましたが、その後の経過を報告し
ます。今回の「不当労働行為救済申立」は、組合が申し入れた団体交渉に対し、
大阪大学が開催時間(昼休み時間帯の12時から13時)と場所(吹田)を限定し
ている事態は、正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるので、労働委員会に
救済命令を求めるという内容です。
 組合の主張を整理した申立書を7月6日に提出し、7月27日に大阪大学から申立
に対する答弁書が出されました。この「申立書」と「答弁書」に基づき、争点
を明確にするための「調査」が8月から1ヶ月に1回、大阪府労働委員会で開か
れました。11月2日に第4回目の調査が終了し、証人尋問をおこなう「審問」を、
12月6日(月)13時から大阪府労働委員会で実施することが決まりました。
 組合は、10月8日の第3回調査時に「争点は明解で団体交渉に関わる問題なの
で審問は1回で終え、すぐに救済命令を出してほしい」旨を意見書として提出
しました。労働委員会作成のパンフレットには、目標として550日以内に迅速・
的確に審査を行うとあります。550日も掛かってはたまりませんが、現時点で
「審問」は1回、命令交付の予定が来年6月となっています。
 経過は以上ですが、これこそ大阪大学と言うべき論点を紹介します。組合か
ら京都大学、神戸大学をはじめ11大学の団体交渉の開催時間の資料を提出しま
したが、いずれの大学も団体交渉は勤務時間内におこない、当たり前ですが昼
休み時間に実施している大学はありません。
 この事実について、大阪大学の反論は噴飯ものです。曰く、あえて真実を言
えば、他の国立大学法人の事例は、国家公務員時代の悪しき取り扱いをそのま
ま引きずり、国民目線を無視した旧態依然たる労使関係であり、大阪大学のや
り方こそ唯一正しい方法だと主張しています。
 「調査」には労働委員会にあらかじめ申請していた補佐人しか出席できませ
んが、「審問」は公開されていますので、誰でも傍聴できます。いよいよ大詰
めです。結末に注目ください。

【 2 】冬の信州旅行 2011年1月27日(木)夜出発~31日(月)早朝帰阪

 大阪大学教職員組合の主催レクレーションですが、今年で29回目となる恒例
の行事で、戸狩温泉スキー場の「み寿かみ荘」は常宿だそうです。交通費+2泊
6食付で参加費は3,3000円です。
 申し込み・問い合わせは union-oum@union-oufs.jp へお願いします。

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初版: 2010.11.29 ; 最終更新: 2010.11.29
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