組合ニュース2011第32号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
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■■□ 組合ニュース 2011年度 第32号 ■■□■■□ 2012年5月10日 ■■

【1】帰国旅費が出ない、英語の通知もない...外国人特任教員の待遇改善を目
指して、大学に申し入れを行いました
【2】新緑の温泉、楽しみました♪

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【1】帰国旅費が出ない、英語の通知もない...外国人特任教員の待遇改善を目
指して、大学に申し入れを行いました

外国語学部になくてはならないネイティブの先生たち。
24言語を教える27名の外国人特任教員が、日々学生の教育に取り組んでくれてい
ます。
しかし、帰国する際の旅費が支払われない、という悪条件が固定化しかねない状
況にあります。
また、来日から帰国までの諸手続きや日常の事務的な仕事がすべて日本語...お
そらくすべての専攻語で、日本人教員の全面的なサポートでようやく乗り切って
いるのではないでしょうか。
このような外国人教員の待遇の改善を求めて、本日、組合は大学に申し入れを行
いました。

■その1:外国語学部の外国人教員にたいする帰国旅費の支給を求めます

大阪大学との統合後,外国語学部の外国人教員は「外国人招へい教員」から「外
国人特任教員」と身分が変更されましたが,その際,従来支給されていた帰国旅
費が支払われなくなるという不利益変更を被りました。これについて大学は,
「本学の他の特任教員と条件を合わせるため」と説明しています。しかし,基本
的に外国から来日し,契約終了後本国に戻る外国語学部の外国人教員を,このよ
うな理由で日本人特任教員などと同様の処遇に置くことにより,結果として多大
な経済的負担を負わせているのが現状です。外国語学部の外国人教員にたいする
帰国旅費の支給を求めます。

■その2:外国人特任教員が,生活に関する諸手続きをスムーズに行える体制を
確立するよう求めます

日本語のできない外国人の先生が来日されると、当初多くの手続きにサポートが
必要です。
①空港への出迎えから小野原宿舎までの移動、②箕面市役所での外国員登録、③ガ
ス開栓の立会い、④銀行口座開設、⑤携帯電話の契約、⑥宿舎でのインターネット
契約・工事、⑦最初の月の給料日までの生活費立て替え、⑧家族(子ども)の入学
手続き、などざっと挙げてもこれだけあります。

また帰国される場合にも、
①国際宅急便の手配・相談、②インターネット解約・撤去工事、③翌年確定申告の
代理と返還された税金の送金

それだけでなく,日常的な事務連絡メールの翻訳、宿舎での備品故障時など,多
くの場合に通訳が必要となり、これが専攻内教員の大きな負担となっています。
外国人教員の方は,いつもささいなことで同僚の日本人教員にあれこれきいて煩
わせるのは申し訳ない,と大変気を使っておられます。困っていても相談しにく
くて,周囲がしばらく気がつかないこともよくあります。

■英語のできる外国人教員対応事務員の配置を求めました

申し入れでは、これらの諸手続きの際に対応できる事務員を最低1名雇ってくだ
さい、と要求しました。
あくまで現在の事務職員の負担増にならないよう,配慮が必要です。
英語(できればプラスαで中国語など)ができる優秀な外国語学部卒業生の雇用
機会拡大にもつながります。週2~3日程度のアルバイトでも,常駐する担当者が
いることで大きな改善となります。

■言語社会専攻長・外国語学部長にも協力を求めます

大学側に申し入れをするのと同時に、外国人教員が所属する言語社会専攻、そし
て教育を行う外国語学部の長にも、協力を求めていくことにします。
組合だけでなく、大学教育の運営にかかわるという意味で、とても大切な問題です。


【2】新緑の温泉、楽しみました♪

先月29日に行った組合春の企画「新緑の温泉で湯った~り♪」には、8名の参加者
がありました。
連休で、予定が入っていて参加がかなわなかった方も多くいましたが、一方で、
他のキャンパスに異動になった方や、外国人の先生、この機会に組合に加入され
た方もいらっしゃいました。
石焼ビビンバなどを堪能したあと、露天風呂、サウナ、岩盤浴...など思い思い
に楽しみ、いい汗を流しました!
初体験の岩盤浴では、おどろくほどの汗が吹き出し、びっくり!
さぞや体重が減っただろうと期待したら、翌日はかえって体重が増えていて、
がっくり!
やっぱりビールがよくなかったのか...

組合ではこれからも、気軽に参加できるレクレーションを考えていきたいと思い
ます。
どうぞお楽しみに!(^-^)/

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初版: 2012.5.11 ; 最終更新: 2012.5.11
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